実績の検証
競輪の回収率の計算方法|無料予想の記録と情報料込みの計算例
回収率は「払った車券代に対して、払戻がいくら戻ったか」を示す数字です。AAAが2026年8月20日から保存したバンク(BANK)の無料の買い目を、すべて100円ずつ買った計算では、車券代4,834,800円に対して払戻は3,161,420円で、回収率は65%でした。この記事では、AAAの記録を例に、回収率の式と、情報料・返還・期間の選び方で数字が変わる点をまとめます。
式は「払戻の合計÷車券代の合計」
車券の回収率は、払戻の合計を車券代の合計で割り、100をかけて出します。バンク(BANK)の記録なら、3,161,420÷4,834,800×100で約65%です。100%なら払った分がちょうど戻り、100%を下回れば戻りの方が少なかったことになります。
大事なのは、合計どうしを割る順番です。レースごとの回収率を先に出して平均すると、数字が大きくずれます。バンクで最も払戻が大きかったレースは79,690円で、1レース分の車券代1,800円に対する回収率は約4,427%です。こうしたレースが平均を押し上げ、全体の65%とはかけ離れた数字になります。
1回の大きな払戻がどれだけ効いているか
回収率を読む時は、払戻が少数の当たりに偏っていないかも見ます。バンクの最大の払戻79,690円は、払戻合計3,161,420円の約2.5%でした。払戻は1,070回の当たりに分かれていて、1回の大当たりに頼った65%ではありません。
有料の予想サイトの実績欄では事情が違います。AAAが記録した2026年10月1日〜30日の掲載では、当たりを掲載した20サイトの払戻の真ん中が、約20万円から約168万円まで分かれていました。1件で数十万〜百万円を超える当たりは、それ1回で期間の回収率を大きく動かします。しかも実績欄には外れた回が載らないので、掲載から回収率を計算することはできません。
良かった月の数字と、通算の数字
AI競輪のトップには「月間回収率最大132.8%」と出ていますが、これは2024年4月の本命予想(2車単)1か月の数字です。同じサイトの実績ページには、自信の印(★)ごとの通算が載っていて、AAAが10月31日に保存した表示は次のとおりでした。
| 印 | 3連単の通算 | 2車単の通算 |
|---|---|---|
| ★★★ | 88.7%(148,974件) | 82.0%(32,707件) |
| ★★ | 78.6%(541,627件) | 67.5%(85,142件) |
| ★ | 74.2%(464,975件) | 76.7%(493,536件) |
3連単は印が多いほど通算の回収率が高く、印の付け方に意味がありそうに見えます。ただ、どの印も通算では100%に届いていません。2車単では★が★★を上回っていて、印の順と回収率の順が逆になる券種もあります。
月ごとに見ると、★★★の2車単は2026年6〜10月の間に53.3%から128.7%まで動いていました。件数の少ない券種ほど、1か月の数字は振れやすくなります。見出しの最大値ではなく、期間と件数の書かれた通算で比べるのが基本です。
情報料を入れると回収率はどう変わるか
有料の予想では、車券代だけの回収率と、情報料を含めた回収率を分けて考えます。情報料を含める時の式は「払戻の合計÷(車券代の合計+情報料の合計)×100」です。
例として、競輪スパークのレギュラーのゴールド(情報料650pt=65,000円、車券代の目安15,000円)に、1か月で4回参加したと仮定します。この月に、10月の掲載の真ん中くらいの払戻(392,975円)が1回あった場合と、なかった場合を比べます。
| 項目 | 当たりが1回あった月 | 当たりがなかった月 |
|---|---|---|
| 車券代(15,000円×4回) | 60,000円 | 60,000円 |
| 情報料(65,000円×4回) | 260,000円 | 260,000円 |
| 払戻 | 392,975円 | 0円 |
| 車券代だけの回収率 | 約655% | 0% |
| 情報料を含めた回収率 | 約123% | 0% |
| 手元に残る差 | +72,975円 | -320,000円 |
同じ月でも、車券代だけで見ると655%、情報料を含めると123%です。そして当たりがなかった月は、32万円がそのまま出ていきます。実績欄に載るのは当たった回だけなので、どちらの月が何回あるのかは、自分で記録しないとわかりません。プランの値段の比べ方は有料予想の費用比較にまとめています。
返還は払戻に混ぜない
返還は、買った車券の代金がそのまま戻る処理で、当たりによる払戻とは別のものです。回収率を出す時は「車券代から返還分を引いた額」を分母にし、払戻には当たりの分だけを入れます。
例えば車券代2,000円のうち500円が返還になり、当たりの払戻が1,800円だったなら、分母は1,500円で回収率は120%です。手元のお金の差は、1,800円と500円を足して2,000円を引いた300円です。全額が返還になったレースは分母が0円になるので、回収率は出さずに「対象外」として件数だけ残します。AAAのバンクの記録でも、公式の結果が出なかった2レースは数えていません。
よくある疑問
回収率が100%を超えるサイトを選べばよいですか
表示された回収率が、どの期間・どの券種・どの印の数字かを先に確かめます。AI競輪の132.8%は2024年4月の2車単1か月、当たる競輪!エンジョイの厳選レースの欄に出る記者の回収率は、AAAが記録した43日で41%〜113%でした。期間の書かれた通算と件数で比べるのが安全です。
回収率と的中率はどちらを見ればよいですか
両方を並べて見ます。バンクは39.8%のレースで当たっていても回収率は65%でした。当たる回数と戻るお金は別の数字です。分母の違いは的中率の見方で、同じ記録を使って説明しています。
参照した公式資料・情報源
- KEIRIN.JP オッズを見る確認日 2026-09-24
- 消費者庁:消費者の問い合わせ窓口・消費者ホットライン188確認日 2026-09-19